社会医療法人 名古屋記念財団 名古屋記念病院

部署のご案内

薬剤部

薬剤部では、医薬品の適正使用とインフォームドコンセントを推進する為に、入院中の患者様に薬剤師が病棟にて服薬指導を行っています。また、処方監査・注射管理 (TPN調製、抗がん剤調製、患者個別セット)を行い、必要であれば処方提案などを行い、薬が安全に有効に使用されるよう、薬剤師がチェックする体制を取っています。

チーム医療への参加

現在、名古屋記念病院では栄養管理チーム、感染対策チーム、緩和ケアチーム、がん化学療法チームがあり、薬剤師がメンバーとして、薬学的見地からチームをサポートしています。

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病棟業務

全ての病棟に担当薬剤師が常駐し、医師の処方した薬が安全に有効に使用されるように薬剤師がチェックし、健康食品・サプリメントと薬の飲み合わせ等、患者様 が安心して納得して薬を飲んでいただけるように服薬指導を行う体制を取っています。このような薬学的な患者管理(Pharmaceutical Care)は医薬品の適正使用とリスクマネージメントの観点から重要であり、医療の質の向上にも、チームの一員として貢献しています。

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高カロリー輸液・抗がん剤の調製

院内の高カロリー輸液(TPN)をクリーンベンチ内で無菌的に調製しています。配合変化の防止とビタミンB、微量元素などの不足がないようにチェックも行います。抗がん剤は安全キャビネット内で被爆対策を取りながら調製しています。レジメン管理も登録制を取り、薬剤部で管理しています。

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医薬分業の推進

1997年8月より外来投薬は全面的に院外処方箋の発行を開始しました。これは厚労省の進める医薬分業を受けて、広域基幹病院としては始めて、愛知 県薬剤師会の協力による面分業体制を構築しました。面分業体制は患者様に“かかりつけ薬局”を決めていただき、薬の内容、飲み方、注意事項の説明を受ける ものです。また、重複投薬と併用禁忌のチェックも行われ、問題があれば医師に疑義照会が入ります。そのため、お薬手帳の活用を進め、入院中の薬歴も分かるように努めています。

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医薬品情報活動(Drug Information)

添付文書の改訂、医薬安全性情報が製薬メーカー、厚労省から出ます。薬剤部では、重要な医薬品情報、副作用情報を迅速に院内に伝達するため、毎月DIニュースを発刊しています。

TDM、治験業務(CRC)

特定の薬物においては有効域と中毒域の確認が必要となるため、薬物血中濃度測定業務を行い、有効域と中毒域の確認と投与計画を行います。治験業務は治験プロトコールが遵守されるように、患者と医師、製薬メーカーに協力します。

薬剤師の取得資格

薬剤師は個人のスキルアップに努め、様々の資格の取得をしています。