呼吸器内科
スタッフ紹介
呼吸器内科部長
宮﨑 幹規
専門:呼吸器内科一般、肺癌、気管支鏡診断
コメント
呼吸器内科では、肺癌、肺炎、喘息、COPD、間質性肺炎などの専門的診療にあたっています。
入院患者さんの3~4割が肺癌で、愛知県のがん診療拠点病院としての役割を果たしています。気管支鏡検査では多くの患者さんに鎮静剤を使用し、苦痛のない検査を進めています。化学療法においては、最新のエビデンスに基づき、患者さんの希望や体調を考慮し、治療薬を決定しています。症例により放射線療法や手術と組み合わせた治療も行っています。
喘息・COPDについては、吸入薬を主とした新しい治療薬が次々と発売され、患者さんに合ったデバイスや剤形を選択し、きめ細かく指導を行い定期フォローしています。
肺炎や慢性呼吸器疾患の二次感染に対しては、肺炎治療ガイドラインに基づき、適切に抗菌薬を選択し治療しています。重症呼吸不全を伴う場合はNPPVをはじめとする人工呼吸管理を行っています。また早期から嚥下やADLのリハビリを開始し、すみやかな回復を目指します。
若手医師の教育にも力を入れております。呼吸器内科研修を選択した研修医には、救急外来での初期対応、入院中の治療処置、亜急性期の対応を積極的に経験してもらっています。研修医向けの胸部X線読影の勉強会を定期的に行っています。お陰様で毎年のように呼吸器内科を志す若い医師が入局してくれています。また名古屋市立大学、愛知医科大学などから実習の学生さんを積極的に受け入れ、市中病院ならではの診療を体験、見学していただいています。
高齢化に伴い、肺癌や肺炎の患者さんはますます増え、呼吸器内科医のニーズは高まっています。肺癌、間質性肺炎など予後の厳しい疾患も多く、患者さんの心に寄り添い、社会的背景にも配慮した診療が求められます。一方で新薬が次々と実用化されており、高度な知識をもって新しい治療を積極的にすすめる努力も必要です。私たちは常に最新の技術や知識を身につけ、患者さんに優しい医療を提供したいと考えています。またそのような姿をみて、若手医師に目標としてもらえる存在でありたいと思います。
経歴
- 1996年3月
- 名古屋第名古屋市立大学医学部 卒業
- 1996年4月
- 名古屋第二赤十字病院 臨床研修医
- 1998年4月
- 名古屋第二赤十字病院 呼吸器内科 医員
- 2001年4月
- 名古屋市立大学大学院医学研究科 大学院生
- 2005年4月
- 名古屋市立大学病院 呼吸器内科 臨床研究医・助教
- 2013年4月
- 名古屋記念病院 呼吸器内科 部長
- 2018年4月
- 名古屋記念病院 地域連携センター長 兼務
所属学会
日本内科学会
日本呼吸器学会
日本呼吸器内視鏡学会
日本肺癌学会
日本臨床腫瘍学会
日本結核病学会
日本アレルギー学会
日本癌学会
主な資格
日本呼吸器学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
呼吸器内科病棟医長
冨田 勇樹
専門:呼吸器内科一般、肺癌
立石 遥子
専門:呼吸器内科一般
小川 操希
専門:呼吸器内科一般
診療科について
呼吸器内科では、肺癌、肺炎、喘息、COPD、間質性肺炎などの専門的診療にあたっています。
入院患者さんの3~4割が肺癌で、愛知県のがん診療拠点病院としての役割を果たしています。気管支鏡検査では多くの患者さんに鎮静剤を使用し、苦痛のない検査を進めています。化学療法においては、最新のエビデンスに基づき、患者さんの希望や体調を考慮し、治療薬を決定しています。放射線科、胸部外科と協力しながら、放射線療法や手術と組み合わせた治療も行っています。
喘息・COPDについては、吸入薬を主とした新しい治療薬が次々と発売され、患者さんに合ったデバイスや剤形を選択し、きめ細かく指導を行い定期フォローしています。
肺炎や慢性呼吸器疾患の二次感染に対しては、肺炎治療ガイドラインに基づき、適切に抗菌薬を選択し治療しています。重症呼吸不全を伴う場合はNPPVをはじめとする人工呼吸管理を行っています。また早期から嚥下やADLのリハビリを開始し、すみやかな回復を目指します。