摂食・嚥下障害看護認定看護師

患者さんの食べたい気持ちに寄り添い、最善をつくしたい。

　摂食・嚥下障害看護認定看護師として働く先輩に出会い、患者さんやご家族の「食べたい」「食べさせてあげたい」という想いに寄り添う姿や、スタッフの悩みを親身になり一緒に考える姿に憧れを持ちました。自分もより専門的な知識や技術を身に付けたいと思うようになり、認定看護師を目指しました。 　

　超高齢社会となった現代医療現場では、リハビリテーションによって摂食嚥下機能が回復し、食べられるようになる患者さんばかりではありません。徐々に機能が低下し、本人の「食べたい」という想いとは裏腹に、食べることが叶わない患者さんとの関わりが増加していきます。そのような場合でも、摂食・嚥下障害看護認定看護師として何ができるのかを考え、その人の食べたい気持ちに寄り添い、自己決定を支援できるよう最善を尽くしていくことが今後の目標です。