当院のICUは、「特定集中治療室」としての機能を持っており、診療科を問わず呼吸、循環、代謝などの異常で全身管理を濃厚かつ集中的に行うことにより治療効果が期待され、救命し得る患者さんを対象として看護を行っています。 ICUには向上心が旺盛な看護師が多く集まっており、特にクリティカルケア領域の知識・技術の習得に対して自発的に学ぶ姿勢が定着しています。 また、救急外来・透析室と協働体制とっており、CPA・緊急PCI・透析などの場面では、ICUで取得したスキルを活かし、重症患者さんの受診時から一般病棟への退室までの継続看護の展開が実践できます。他部署との協働体制は、ICU内だけでは経験できない処置や治療を学ぶことで診療科を問わず、知識と技術を持ち合わせたナースへと成長できます。