4B病棟は血液化学療法科を主科とし、白血病や悪性リンパ腫などの血液疾患と、大腸がん、胃がん、腎がんなどの治療を行う病棟です。対象は小児から青年期、老年期にいたる幅広い年齢層で、治療として化学療法、放射線療法、造血幹細胞移植を中心に治療を行います。これら治療に加え治療に付随する副作用対応やがんの症状としての疼痛コントロール、終末期における看護の関わりが欠かせません。 治療を乗り越えるには、患者さんやご家族が「がんと共存する」ための身体、精神、社会的サポートが欠かせません。病気と共に生きる患者さんやご家族に、心身ともに寄り添い、じっくりと看護を展開し、患者さんの “その人らしさ” を尊重した支援ができるよう努力しています。 また、看護補助者への業務移譲が円滑に行われており、看護師は抗がん剤治療などの看護業務に専念できる環境作りを行っています。