放射線科
放射線科について
放射線科は、一般撮影をはじめ、X線透視検査、CT検査、骨密度測定検査に従事しています。 私達は放射線を取り扱うプロフェッショナルとして、良質な医療を目指し、学会や研究会に参加して知識・技術の向上に努め、できるだけ少ない被曝線量で、最適な画像情報の提供を心掛けています。
一般撮影検査
一般撮影では、胸部、腹部、全身の骨や関節などのX線写真の撮影を行います。当院ではX線写真をデジタル化したCR装置を使用しています。CR写真ではデジタル処理により安定した画像を提供することが可能で、被曝量も少なくなります。画像の濃度を任意に変更する事により軟部組織から骨までの幅広い領域の情報を得る事が可能となり、診断能の向上に役立っています。デジタル画像であるために保存性に優れています。モニター上で写真を確認することができますので、写真をお渡しする必要がなく、それに伴う待ち時間が軽減されます。できるだけ待ち時間の少ない検査を心がけています。
CT検査
息止め1回で目的部位の撮影が終了するので、より快適かつ短時間で 検査を行うことができます。造影検査にとても有用です。 すぐに画像再構成ができるため、撮影の終了とほぼ同時に画像の確認ができ、すぐさま患者を寝台から解放ができます。最小のX線被曝で高い画像診断能が得られ、X線フィルターにより人体に吸収され易い低エネルギーX線をカットし被曝の低減をしています。
予約制:平日(水曜日除く)9:00~16:30
骨密度測定検査
骨粗しょう症の診断および治療効果の判定に最も多く使用されます。微量のX線を測定部位に照射しDXA法(デキサ法:二重のエネルギーエックス線吸収測定法)を用いて骨密度測定を行います。腰椎DXAは、骨量測定の標準方法として重視され、骨粗しょう症の診断、経過観察や治療効果の評価に広く用いられています。当院では腰椎・大腿骨・前腕骨の3部位での測定が可能です。
予約制:平日(水曜日除く)9:00~10:00、13:30~16:30
X線透視検査
X線透視検査では、用途に応じ造影剤を使用し、X線により体内を透視する事で体内の病変を描出する事や血管の走行を見ることができます。リアルタイムで各種デジタル画像処理を行うと共に画像の記録・保管を行えます。当院ではシャントPTA、胃・大腸・食道などの消化器検査、血管造影検査、嚥下造影検査に用いています。
消化器検査予約制:土曜日