感染対策委員会
血液透析において感染管理の徹底を図ることは、患者、職員の安全のために極めて重要なことです。職員には基本となるスタンダードプリコーション、血液関連の感染症の知識を習熟させ、患者さまにも感染症の知識を普及させ、感染が起きない、起こさない環境作りを目指して、活動しています。
活動内容
感染・環境ラウンドの実施
毎月、透析室などを感染制御の観点から問題がないかを全職種からなるグループでラウンドし、問題点を改善するようにしています。
感染関連勉強会の開催
感染対策委員2名が外部研修に参加し、職員に伝達講習を行うなど、年2回、感染に関わる全職員参加の勉強会を行っています。2012年は「スタンダードプリコーション」と「肝炎」についての勉強会です。
手洗い指導
年1回、スタンダードプリコーションの基本項目としての手洗いについて復習し、「手洗いチェッカー」を用いて手洗いの実施、確認を行っています。
感染症・誤穿刺事故のサーベイランス
患者の感染症の状況、職員の誤穿刺事故の把握をし、それに応じた対応がとられているかを検討しています。
啓蒙活動
「インフルエンザ予防」「咳きエチケット」などのポスターを作製し、掲示を行っています。